今日は親鸞学徒の先輩Aさんと
後輩Mさんの絆を紹介します。
先輩学徒のAさんにゼロから育ててもらい、
人々に元気に仏法を伝えるまでになったMさん。
どんなことがあったのでしょうか。

①Aさん自身の仏法を尊く思う姿勢
「私がまず感心していたのは、
Aさん自身が、仏法を求めていくことへの
迷いがないと思えることです。
Aさんは現在、ご主人と2人のお子さんと共に
二千畳に参詣しています。
関東から二千畳まで行くには、
片道5時間半ほどかかりますので、
小さな子供には耐えられません。
そのため、新幹線を使って参詣しているのです。
新幹線代は高額です。
しかも、子供がぐずったり、体調が悪くなって
しまうなどしたら、
途中で帰らねばなりません。
何回もそういうことがあったのに、
Aさんは、二千畳に参詣して、
高森先生から御説法を聞かせていただくことを
止めないのです。
時には、電車・新幹線で3時間移動し、
もうすぐ富山に着くというところで、
お子さんが体調を崩し、
関東に帰らねばならないこともあったそうです。
それでも頑張って二千畳に参詣されています。
大切な家族も、後生の一大事を抱えている。
その一大事を解決する仏法を
聞いてもらいたいという願いをもって、
二千畳に引っ張っていくAさんを、
心から尊敬しています。
仏法は足で聞けと言われますが、
聞法会場に参詣して聞かせていただく大切さを、
姿にかけて教えてくれました。
家族全員分の新幹線の交通費を工面するのは、
経済的にも大変だと思いますが、
家族が参詣できるように、
自分の仕事量を増やし、
その交通費を捻出するのです。
お金も節約を心がけておられ、
仏法を家族と共に聞くために、
自分が全部責任を持って、
大変な中でも参詣するのです。
あるとき、自分のことを犠牲にしてまで、
どうして仏法が大事なのかを質問したところ、
命懸けで伝えれば、喜ばれるのが仏法であると
講師の方から聞いたんですと教えてくれた、
その時のAさんの話し方が、
心から喜んでいたことが印象に残っています。

②Mさんの真剣な聞法を念じ続けてくれた
私が二千畳に参詣できるように、
促し続けてくれました。
先輩のAさん自ら、
「私は今日、二千畳に参詣します」と連絡をくれ、
模範を示してくれたのです。
まだ二千畳に参詣して仏法を聞かせていただく
素晴らしさをよく知らなかったときも、
Aさんは、私が気になるように、
聞法会場に足を運んで聞かせていただくのが
仏法であることを、
姿にかけて教えてくれました。
二千畳で共に聞かせていただけるご縁があると、
「二千畳で会って、一緒に聴聞できるって
特別だよね」と言ってくれ、
仏縁を共に喜んでくれます。
そうすると、来て良かったんだなという
気持ちになれるんです。
③Mさんがご縁のなかったご法話の内容を後日伝えてくれた
私が高森先生のご講演を聞けなかったときは、
それをまとめたことを仏法讃嘆してくれました。
聴聞してお聞きした内容を、電話で話してくれたり、
メモを送ってくれたりしました。
とても有難かったですし、
「次は聞かせていただこう!」という気持ちに
なれました。

④大切な友人として付き合ってくれる
仏法の話だけでなく、
恋愛の話とか、プライベートなことにも
寄り添ってくれました。
何か嬉しいことがあったら、
自分のことのように喜んでくれるんです。
「仏教の友達」としてだけでなく、
「大切な友人」として、向き合ってくれるのです。
私はAさんを先輩であり、
親友だと思っています。
私の中で、それほどAさんの存在が大きいです。
会うたびにおやつやお茶をくれ、
贈り物をすると、いつも倍返ししてくれます。
先輩として、偉そうにしてもいいところを、
こちらまで降りてきてくれる感じがします。
「Mさんのおかげで、
私も聞けるようになってきたんです」と
言ってくれます。
自分の育児が始まって、予定が合わない中でも、
見守ってくれていて、気にかけてくれています。
また、私の不満や不安、最近の話を
楽しそうによく聞いてくれます。
「先輩なんだからいうこと聞け」という
感じは全くありませんでした。
私のありのままを聞いてくれ、
具体的な意見をくれました。
「こんなこと言ったら嫌われちゃうかな」と
心配なことも、否定せず、受け止めてくれました。
そして嬉しかったのは、先輩であるAさんからも、
私に日頃の悩み相談をしてくれたことです。
プライベートな話をしてくれたから、
後輩の私も相談しやすかったです。
私が皆さんから褒められるような時も、
「家族にも自慢だ」と言ってくれました。
Aさんがいるから、
一層頑張ろうという気持ちになれます。

⑤仏法のことで知ったかぶりをしない
仏法のことでAさんに質問をして、
Aさん自身が答えられないことがあった時も、
知ったかぶりや、適当なことを言わず、
詳しい人に聞いて、後日答えてくれる
ということが何回もありました。
今思うと恥ずかしい質問がたくさんありましたが、
厭わずに答えてくれ、
とても助かりました。
仏法を捻じ曲げて伝えることは絶対に
してはいけないことを、
姿にかけて教えてくれたことに感謝しています。
⑥善知識・同行に近づけてくれた
講師の方との間を取り持ってくれたおかげで、
講師の方から仏法を聞かせていただくご縁が増え、
教えの理解が進みました。
また、他の学徒の人たちにも繋いでくれ、
安心して仏法を求めていくことができました。
⑦共に教学研鑽してくれた
教学の研鑽も、一緒に頑張ろうと、
教学聖典を共に研鑽してくれました。
東京桜台会館や近くの会場で複数回、
一緒に受験してくれました。
そのおかげで、教学聖典の勉強をコツコツ頑張り、
教学聖典1号〜9号の試験すべてに
合格することができたんです。
Mさんは語ります。
「本当にいい先輩。私のように、
扱いにくい、集中力のない人を
よく育ててくれたなと思います。
よい先輩に出会えて、
私は本当に幸せだなぁって思います。」

編集後記
Aさんに育ててもらったMさんは、
現在、多くの方の仏縁を護り、
伝える活動に燃えています。
Aさん、理想的な先輩ですね。
私も大いに学ばせていただき、
深い仏縁があって親鸞学徒になられた、
法友たちの仏縁を寿いで、
無上の道を共に、進ませていただきたい
と思います。