令和7年1月13日 青年教学セミナー

令和7年1月13日、

東京桜台会館で青年教学セミナーが

勤められました。

吉岡晃一講師の講義に、

多くの若き親鸞学徒が参集しました。

情熱的に説かれる親鸞聖人の御教えを

熱心に聴聞し、

・「人身受け難し」のお言葉を
どのように味わっているか。

・忙しい日々の中で聞法のご縁を求めるのに、
どのような工夫をしているか。

・日々の勤行の実践、諸善の実践を
どのように取り組んでいるか。

について、熱い仏法讃嘆がなされました。

目次

人生の目的とは

人身受け難し、今已に受く

仏法聞き難し、今已に聞く

釈迦

このお言葉は、生まれ難い人間に生まれた今、

聞き難い仏法を聞かせていただき、

この身、今生、

いつ死んでも極楽浄土に往生できる身になり、

「人間に生まれてよかった」という

絶対の幸福になるという、

人生の目的が、教えられています。

どうすれば、

そんな絶対の幸福になれるのでしょうか。

どうすれば人生の目的を達成できるのか

それについて蓮如上人が教えられているのが、

五重の義という教えです。

これによりて五重の義を立てたり。

一つには宿善、二つには善知識、三つには光明、四つには信心、五つには名号、

この五重の義成就せずは、往生は叶うべからずと見えたり。

『御文章 2帖目 11通』

『御文章』で蓮如上人は、

「五つのものがそろわなければ、

極楽往生はできないし、仏にはなれない」

と厳しく仰っています。

その5つの中でも「宿善」について、

詳しく教えていただきました。

阿弥陀仏の救済にあずかって、

浄土往生するには絶対不可欠なのが

「宿善」であると教えられています。

宿善とは宿世の善根のことです。

宿世とは過去世のことですが、

今生も信心決定するまでは宿世におさまります。

善根とは善い行いのことです。

過去に仏縁あって、弥陀の本願を聞き、

善い行いをしてきた人は宿善のある人、

そうでない人は無宿善の人といいます。

宿善があるといっても、

過去の仏縁は人それぞれですから、

宿善は一定ではありません。厚薄があります。

蓮如上人はこれを、

「宿善も遅速あり」と表現されています。

宿善も遅速あり。されば已・今・当の往生あり

『蓮如上人御一代記聞書 (309)』 [百箇条98]

宿善の厚い人は、

早く弥陀の救いにあえるが、

宿善の薄い人は、ひまがかかると仰っています。

阿弥陀仏の大慈悲心に、

毛頭差別はありませんが、

弥陀の救いに前後があるのは、

偏に宿善の厚薄によるのです。

では、宿善が薄いと自覚した人は

どうすればいいのでしょうか。

蓮如上人は以下のように、

懇切に教えられています。

弥陀の光明に遇いて早く開くる人もあり、遅く開くる人もあり。
とにかくに信・不信ともに、仏法を心に入れて聴聞すべきなり。

『蓮如上人御一代記聞書 (309)』 [百箇条98]

何よりも、真剣な聞法が肝心なのです。

蓮如上人は、別のところでも

聴聞を心に入れて」と教えられております。

いかに不信なりとも、聴聞を心に入れて申さば、御慈悲にて候間、信を獲べきなり。

『蓮如上人御一代記聞書(193)』[百箇条69]

心に入れて」とは、真剣に聞くということです。

仏法が説かれる場、東京桜台会館で、

他の事を考えず、真剣に聞くことです。

そして、どうしても聴聞できないときは

朝晩の勤行を欠かさず実践すること、そして

日常生活での諸善の実践を勧めていただきました。

聞かせていただいたことをよく仏法讃嘆をし、

この六字の法城から、人生の目的が分からず

苦しむ人々に、不滅の光のあることを

お伝えしたいと思います。

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