きっかけは息子の一言 子育てママ建立に奮起す

今回の記事は、平成28年5月15日の記事です。

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息子の一言

今回の会館候補地を見つけたのは、3児の母である多摩市の関根さんである。
きっかけは、「実は、息子の一言でした」──。

 3年前、埼玉熊谷会館の落成後、館長の伊田さんから「親子で楽しめる行事を会館で企画しましょう」と話があった。関根さんは、3人の子供たちと会館行事に参加するようになった。

回を重ねるにつれて参加者の輪は少しずつ広がり、大型連休には関東各地から子供たちが集まるようになる。千葉花園会館の落成後は、千葉にも足を運ぶようになった。

  会館に宿泊したり、近くの公園や海に出掛けて遊ぶうち、子供同士の交流がグッと深まった。
「一緒に朝晩の勤行をして、子供にも分かるような言葉で仏教講座を聞かせていただける貴重な機会です。悩みを共有する親同士も光に向かえる、素晴らしいご縁となりました」

 「パパとママが建てればいいじゃん」

 昨年秋、小学3年の長男が「今度は、いつ会館に行くの?」と楽しみに聞いてきた。東京からは距離が遠いため、長い休みでないと親子行事に皆が集まるのは難しい。すると、次のように長男が言った。

 「じゃあ、東京にパパやママが建てればいいじゃん」

 夫婦は苦笑しながらも、
「東京にはまだ会館がないという事実に気づかされました。このままではいけないと思い、具体的な行動に移すことにしたのです」

  昼は保育士として働いているため、毎晩、子供たちが寝静まったあとの1、2時間を会館探しの時間に当てた。図面などを調べ、一日に50件から100件を目にする。詳細な情報を調べたものだけでも3000件以上に上ったが、あきらめずに探し続け、今回の候補地が見つかった。

  育児中の母親は、一般会場だと子供が騒いで周囲の迷惑になるのでは、と躊躇してしまい、聞法から遠ざかって孤独になりがちだという。

 「でも、『聴聞に極まる』教えが仏法なのですから、二千畳のように子供部屋があり、自分も、未来の親鸞学徒も、真剣に聞法できる会館が必要です。法城を建立して、親子ともども無量光明土に向かって進ませていただきたいと思います」

 

編集後記

真剣に聴聞できる場がないと嘆くのではなく、自分たちで真剣に聴聞できる場所を用意する

東京桜台会館の建立のきっかけは、親鸞学徒一人ひとりの心がけとして大事ですね。

これからも共に会館で真剣に聴聞させていただきましょう。

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